【9/27 +6,185円】損切りラインの設定に課題

本日のトレード結果はこちら。動かした金額が4千万円を超えたが、取れた利益は6,000円ちょっと…マイナスにならなかっただけいいか。

褒められないトレードは(いつも通り)数多くあったが、中でもひどいのは2371 カカクコム関連と、4901 富士フイルム関連。一方で、2267 ヤクルトについては、前半でいくつか無駄なトレードがあったものの、後半は理想的な順張りトレード(買い増し含む)ができ、この日一番の稼ぎ頭とすることができた。

2371 カカクコム 損切りラインの設定に問題

カカクコムの取引に関しては、損切りラインの設定方法に問題があったように思う。エントリーしたけど、ちょっと上がったら or 下がったら損切りし、見事な損切り貧乏の完成。

前場の大きな上昇など、取るべきところは取れたため、負け額としてはそれほど大きくはならなかった。また、適切な損切りができている部分もあるため、全てがダメなトレードではなかった。とはいえ、反省は必要。

最初のロングエントリーについて

ここでは、エントリー時の5分足の最安値を損切りラインに設定していたが、これは近すぎたか。このエントリーについては、

① 数本前の5分足の最安値

② 25本移動平均線

のいずれかを損切りラインに設定すべきだっただろう。

最初のショートエントリーについて

エントリーのタイミングとしては微妙ではあるが、まったくハズレというわけではないと思う。やはりここもビビった損切りを設定してしまった。

この時の損切りラインは、どう考えても直近で出た極大値(結果的に、当日の最高値)だろう。つまり、エントリー2本前の足の上ヒゲ。ここまでは待つべきだった。

ちなみに、二本目のショートに関しては、損切りライン云々のレベルではなくエントリーのセンスが無さすぎるだけ。25本平均線で反発するであろうことは容易に想像がつくだろうに、取引中は冷静でいられなくなるんだろうなぁ…「ロングエントリーが急落で損切りになったから、次はショートだ!」という素人丸出しの発想が透けて見えるトレード。恥ずかしい。

4901 富士フイルムHDは乗るのが遅かった

寄付直後から下げ圧力が強かった4901 富士フイルムHDについては、「もっと早くショートエントリーしていればよかった」の一言に尽きる。入るとすれば、

① 寄付直後の長い上ヒゲ連発のタイミング

② 75本移動平均線を割ったタイミング

のいずれかだった。スライダーゾーンを信じてエントリーした今回のポイントも悪くはなかったが、ちょっと大きく上げるとビビって買い戻してしまうようなタイミングなので、少なくとも初めてのエントリーをここにするべきではなかった。売玉の追加ならOKだと思う。

というか、上述の通り早めにエントリーできていれば、このスライダーゾーンも余裕を持って眺めていることができたはずなのだ。あるいは、このスライダーゾーンで買い戻しする羽目になったとしても十分な利益になっていたはずなのである。

損切りラインをタイトに置かなければならないような勝負は避けるべき、と学んだ。

2つ目の損切りに関しては、結果的に正解だった。一方、後場のロングに乗れなかったかぁ…という反省は強い。

スライダーゾーンでのファーストエントリー失敗については、こちらの記事にも書いてある。

下げの根拠としてこれを用いるのは悪くはないが、ファーストエントリーのポイントとしてはあまり向いておらず、追玉ポイントとして考えた方がいいのかもしれない。ファー図とエントリーにするとしたら、ちゃんと5本移動平均線に当たって下がったのを確認してからにすること。

損切りラインをタイトに置く必要がある=玉が大きすぎる

エントリー直後に意図した向きと逆に動くことはよくあるので、あまりに近い場所に損切りラインを置いてしまうと、今回のような失敗に陥ってしまう。

では、なぜ損切りラインを近くに置いてしまうのか?というと、なるべく損を拡大させたくないからである。

損切りラインを設定する際、多くの場合は「〇〇円以上は損したくない」ということを考慮すると思う。少なくとも自分の場合はそう。この考えに立つと、建玉が大きくなればなるほど、株価がちょっと変動しただけで損益も大きく動くので、金額ベースで損切りを考えると、どうしてもラインをタイトに設定せざるを得ない。逆に建玉が小さければ、損切りラインもある程度余裕を持って設定することができる。

逆に考えると、ある程度余裕を持った損切りラインを設定できる程度の玉で勝負するべきなんだろうと思う。

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